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第3話 「人生の交差点」 |
#003 Monsters |
車がエンストしたイザベルを乗せて帰るマリア。調子の悪いカーステレオを不思議な力で直すイザベルに恐怖を感じる。そしてイザベルの悪趣味なからかいに動揺したマリアは保安官の車に追突!! 学校では進路相談が始まる。絵の中で自分に似てる子は?という心理テストに「木の陰に隠れてる子」と答えるマックス。その答えに内向的な姿勢を感じ取った先生は自分もそうだったと告白。自分を変えようと努力し、殻を破って良かったと言う。まず好きな子に話し掛けたと言う先生に、自分も木の陰から飛び出してみようと思い、リズに話し掛けてみるのだった。 リズは先生に生物学者になりたい訳を聞かれる。全ての事は科学で解明出来て、ソレを説明出来るのも科学だけだからと答える。流れに任せるのは嫌で、計算通りに行くのが好きだと。 【この時私は、将来に何の不安も抱いてなかった事に気付いた。私の将来は約束されていて、現在の先に必ずあるものだと思っていた】 マリアのミスから、客にお釣りを渡しに向かいのUFOセンターへ行く事になったマックス。人間が抱くエイリアンのイメージに複雑な思いを抱きながらも仲間の手掛かりを探そうとする。 マックスが部屋で星を見てるとイザベルがやって来る。 あの空の星のどこかに仲間が居るのか?語るマックス。人と関わるのを避けて来たが先へ進みたくはナイか?と言う兄に妹は冷静な言葉を返す。「人間を信じたいとは思うけど秘密をさらけ出すのは危険すぎる」リズの存在で兄が変わろうとしてる。兄や自分達の秘密を守る為マリアの夢の中に入り込み、本心を探る。案の定、グロテスクなエイリアンを想像しているマリア。イザベルが姿を現すとさらに脅え、恐怖のあまり保安官に秘密を打ち明けてしまった。 UFOセンターを訪れるマックス。エイリアンに興味津々だと勘違いした係員にココで働いてみないかと誘われる。 カフェに来た保安官に、事務所で話さないか?と誘われたマリアは、ソレを承諾してしまう。 相談室。夢はスーパーモデルだと答えたイザベルにコンピューターが出した結果…「暖かい家庭を望む人。安全で着実な未来を望む…」複雑な思いのイザベル。ソレは異星人であるが故に描けない夢だった。 事務所に行く途中の車屋でイザベルに会う。彼女も車を引き取りに来ていた。一つ違うのはイザベルの隣には優しいお母さんが居た事…。 事務所で保安官に巧みに質問されるマリア。秘密を守ろうとするが、動揺を隠せない。ソレを見て保安官は… 「君とは共通点がある。父親と縁が薄い事。宇宙人が存在すると信じてた父はその為に職と家族を失った。コレ以上、不幸な家族を作りたくナイ」と語った。 「モウ1つ共通点がある…そうだね?」と言う保安官にマリアは涙をこぼしながら頷く。 「秘密を分かち合えば不安が和らぐはず。イザベルは何者だ?」と問う保安官に「特別な子よ。私とは違う…」と告白し、詰めよる保安官の顔を真っ直ぐ見つめながら「家族に恵まれてる。絶対に壊したくナイって思えるような、とても仲のイイ家族に…」と言った。保安官はソレ以上、何も言う事が出来なかった。 帰り道、マタ車がエンストしてるイザベルが。マリアの態度を見て、秘密を守り切ったとわかり安心するイザベル。モウ大丈夫よ!!と明るい声で言うマリアに、呆れながらもソノ目は温かい。 学校。仲良く現れる二人を歓迎するリズ達。今までとは違う、強い絆で結ばれた仲間達が居る。 「私は今まで、未来への道をただ真っ直ぐに進む事ばかり考えていた。でも時折訪れる予想外の出来事に脅える事なく、人生の途中にある交差点で立ち止まり、自分の心を開き他人を受け入れる事が人生をヨリ深みのある物にすると気付いたのだ」 |
Summarized by あい |
クレジット | Credit |
脚本:ジェイソン・ケイティムズ & タニア・St.ジョン 監督:デビッド・ナッター & デビッド・セメル 放送日: 米:1999/10/20 日:2001/05/26 |
Written by Jason Katims & Thania St. John Directed by David Nutter & David Semel Broadcasted: USA:20 Oct 1999 JPN:26 May 2001 |