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第26話
「過去との遭遇」
#026
Summer of '47
朝。繭の部屋奥の隠し部屋:Max達alien4人がgranilithを囲み言葉を交わしている。『放課後また来よう』とMax。学校の廊下:Max&Michaelが話しながら歩いてくる。Michaelは一刻も早くgranilithを調べたくて気が急いている。『留守電にMSGを入れたけど聴いてくれた?』とMariaが声をかけてくる。Michaelは『ああ』とだけ答えて素っ気なく去って行く。落胆するMaria。気遣うMax。『今は4人の事の方が大事だ』とMichaelが話しているとLizがMaxに話しかけてくる『Whitaker議員の事務所からの電話になんて言えば?』。今度もMichaelが『放っておけよ!そんなの!』と言い放つ。驚きつつも『また後でネ』とLizが去って行くと、すかさずMaxが責める。
『ちょっと酷すぎるぞ』。その直後、歴史の教師がMichaelを呼び止め『新学期が始まって一ヶ月。君の落第は決定的だ。新記録だよ』と注意する。第二次世界大戦には興味が持てないと言い訳するMichaelに教師はレポートの課題を出す。『今週Roswellで行われる第509爆撃部隊の同窓会に出席する軍人の一人から戦争体験を聞きまとめて提出するように』。
Lodgeの一室:Michaelが、軍人の一人に投げやりな口調で当たり障りのないぞんざいなインタビューをしている。『Halさん・・・』『Carver大尉と呼べ』『適当に戦争体験をお聞かせ下さい。適当にまとめて提出しますから・・・』と云った感じだったが、Hal大尉が映った戦闘機のチラシが不図目に入る。
Michaelは、’47年にHalが除隊した理由に興味を抱き尋ねる。『47年の事件を知らんのか?』UFOが墜落したんだ・・・と語り始めるHalの真実の告白が始まった。『あれは私が21歳の5月の事だった。私は上司に従順とは言えない部下で、彼女とのデートで勝手に飛行機を使った罰としてdesk-workになっていた』
47年回想:Hal (Michael)のdeskの電話がなる。米軍機では無い飛行物体が墜落したという
OPENING〜
基地から30K離れた墜落現場:友人のRichie Dodie大尉(Max)とHalが遅れて到着すると現場は残骸と軍人で溢れていた。遅刻を咎めるCassidy大佐(保安官)に騒ぎを聞き付けてきた婦人新聞記者Betty(Maria)もいた。
Halは現場で不思議な物質の残骸を拾う。諜報活動担当Sheridan Cavitt大尉(Alex)が現れHal達に残骸を積んだトラックを格納庫へ運ぶ様命ずる『途中で誰かが倒れていても構わずに行け!』。
現在のRoswell:うち解けだした雰囲気のHalとMichaelがLodgeの外に話ながら出てくる。『どうしてRoswellに?』とのMichaelの問いかけにHalが語る『戦争というモノは人の絆を強くする。私は人生の一番良い時期をこの基地で皆と過ごした。だが、あの夏、私は軍に背を向けてしまったんだ。元気な内にきちんと別れを言いたかったのさ』。そう言ってMichaelにある物を渡す。それはあの夏、墜落現場で拾った不思議な物質の破片だった。驚くMichael。
47年の夜:墜落したモノへの不安を口にする助手席のRichieを明るくHalがかわしていると、車の計器が狂いだし勝手に減速し始めてしまう。怪しむ2人が前方に目を向けた瞬間、トラックは白く光り輝く存在を引き倒していた。急停車し周囲を探すが被害者は見あたらない。荷台を調べていたRichieが発見したモノは、赤い光を明滅させる巨大な繭だった。呆然とする2人。
Parker’s Bar:UFOの噂が広まっている。『UFOの町・・・として良い街おこしになる』とBarのマスター達が話している。片隅では深刻そうに酒を飲むHalとRichie。Richieが席を外している間にHalがBettyと会話を交わすと、すかさず諜報部のCavittが現れ、機密漏洩の可能性を咎める。
夜。Rosemaryの部屋:Halはつき合っていたRosemary(Isabel)の部屋へ行った。彼女は25才だったが未亡人で二度の離婚を経験しており、Halとは大人の関係だ。キスをする2人を暗闇から監視する男に気づきHalが怒鳴る。
現在のCafe:同窓会参加を取りやめようとするHalをなんとか引き留め、思い出の場所へと誘うMichaelは、Courtneyの事で気まずいながらもMariaに頼んで車を借りる『現場に行きたいのは僕だけじゃない。Halの為にも頼む』。
47年のBar:BettyがHalを無理矢理、軍の看護婦Yvonne White(Liz)に引き合わせ、2人の証言をとりまとめようとする。Halは『あれは観測気球です』と答え、焦りを覚え立ち去る。
Rosemaryを訪ね愚痴をこぼそうとドアを開けるとJames Valenti保安官代理(Kyle)がベッドに座っていた。2人の関係を疑うHalに彼女は『軍の警察が来たの。Jamesには片づけを手伝って貰ったのよ。軍に電話しても貴方に繋がらなくて』と言う。
基地内:Cassidy大佐に喰ってかかるHalだが、B-29に乗りたければ慎んでいろ、とやりこめられ、墜落現場で変死した軍人2人の親族への通知書手配を命じられる。怒りの収まらないHalは看護婦Yvonne Whiteに会おうと電話をするが、彼女は急な転勤で今夜Londonへ立つという。
土砂降りの夜:車の中でHalとYvonneが話している。口止めされていたが彼女はalienの解剖に立ち合ったのだ。
飛行場へ向かうバスに乗ろうとしていたYvonneの悲鳴が聞こえ、助けにいったHalが乗客に尋ねてみても誰も無表情で素知らぬフリだ。彼女は居なくなった。Halは戦慄を覚える。
始めはYvonneの無事を確かめるつもりだったHalだが、基地から機密文書と写真--遺体の胸には白い手形が残っている--を持ち出してしまう。残骸が収納されている格納庫を調べに行くが、立ち入りは制限され・特別な許可が必要であり、責任者には友人のRichieが就いていた。しかし、許可の無いHalは門前払いだ。HalはBettyを砂漠に呼び出し新聞記事にするようつめよる。
砂漠:HalとBettyは互いが得た情報を交換し、Halは証拠の機密文書を渡す。
現在の砂漠:気落ちするHalを気遣ったMichaelが後部座席にあったジュースをビールに変え、Halに持ってゆく『車の中にあった。彼女、飲兵衛だから』。『Cafeにいた彼女か?』『ああ。でももう・・・』『私はそれまで女に本気になったことは無かった。けどあの夜、星空の下、彼女と私は秘密を分かち合って・・・』『Bettyはどうなった?』『もう一本あるか?』
47年のBar:浴びるようにビールを飲むRichieの元へHalがやっきて話しかける。Richieは弱々しく落胆しているようだ.。Halが心配すると、周囲を見渡してから苦しそうにRichieが吐き出す『実は、見たんだ。でも上から口止めされている。命令に従うのが軍人の勤めだろ?でも、これでいいのかな?Hal』
黙って話を聞いていたHalだったが、秘密を漏らしてしまう。『大丈夫。見方がいる。僕もその人も真実を明らかにするつもりだ。明日の朝には世界中が真相を知るはずだよ。明日の朝刊に記事が出る』Richieと握手をしてHalが別れて行くと・・・一般客を装い2人の会話を盗み聴きしていた諜報部のCavittが振り向きRichieに声をかける『よくやってくれた』。『僕に触るな!』Cavittの手を振り払って素面のRichieが怒鳴る。Halの画策を暴き陥れるための芝居だったのだ。肩を落とすRichie。
翌朝:新聞に記事が無いと知りHalが新聞社に電話をするがBettyは行方が解らなくなっていた。
軍に戻ったHalは、自分が『名誉の除隊』となった事を知る。
納得が行かないまま脅迫まがいの写真を友人のRichieに見せられたHalは書類にサインし除隊する。
47年のBar:Bettyからの置き手紙で鍵と電話番号を渡されたHalが早速電話してみると、Bettyの妹が出てBettyが交通事故で亡くなったと知り言葉も出ない。
基地:7354番格納庫の鍵を使って中へ入って行くHalが部屋の中にアノ巨大な繭を見つけ夢中で写真を撮っていると背後で何かがうごめく。床には軍医が2人死んで倒れている。胸には白い手形が残っている。気配を感じ手振り返った彼が見たモノ・・・白く光り輝く二つの存在だった。白い光が声を響かせると繭が反応して動くのを見たHalは彼らの目的を感じ取り言う。
『連れて行け。僕は邪魔はしないよ』。Halは部屋を出て、警報を鳴らし、軍人達が部屋に入るのを阻止しalienを助ける。Halは逃げる途中で証拠を写したカメラを落としてしまう。
現代の砂漠:『貴方が見たのはいったい何だったんです?』とMichael。『あの事をここまで誰かに話す日が来るとは思わなかった。人間の胎児に似ていた。一つの繭に4体。二つで8体。直ぐに厳戒態勢に入ったから彼らは逃げられなかったと思う。ワルだった私がした初めての人助けだったが・・・結局、誰も助けられなかった』とHalは煙草をくわえる。黙って聴いていたMichaelは手をかざし、遠くにある瓶を割ってみせる。驚くHalにMichaelは『貴方はちゃんと助けてくれたよ』。
『有り難う』そう言って指先でHalの煙草に火を点ける。『ああ・・・』とだけ言って肩を抱き合うHalとMichael。
放課後。学校の廊下:MichaelがLizに話しかける『大丈夫?Whitakerの事なら心配ない。何とかなるよ。今朝酷い事を言ってゴメン』『Maxに言われて来たの?』『自分で来たんだ』『嬉しいワ』と微笑みが交わされる。
繭の部屋の隠し部屋:Michaelが『これが何なのか一緒に突き止めて行こう』とMariaに詫びる。『皆がいなかったら僕は今ここにいなかった。感謝している。ありがとう』。更にMichaelは繭が二つあったという疑問を打ち明ける。
Summarized by マーガレット
クレジット Credit
脚本:トニー・グラフィア
監督:フレッド・K・ケラー

放送日:
米:2000/10/23
日:2001/12/15(23:20〜00:05)
Written by Toni Graphia
Directed by Fred K. Keller

Broadcasted:
USA:23 Oct 2000
JPN:15 Dec 2001
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